私のスペシャルなオナ日課

供である。


アダルトグッズとひとくくりにしてしまうこと自体、

おこがましい。


ここでは彼らと呼ぶが、
彼らには一人ひとり名前がある。


そもそも、彼らは世間でどの程度使用されているのであろうか。


私にとって彼らは、
大切な供であるので頻度は高い。


いや、使用頻度で言い表すのはおかしい。


私を快楽という素敵な場所へ導いていく彼らを、
物扱いするべきではない。


私は彼らと夜を供にする事が多い。


恐らく世間一般の人よりも多いであろう。



しかし。


私の友人は誰も持っていないのである。


以前友人(♀)の家に泊まりに行った際、
必ずあると思い、隙を見て部屋を探っていた。


しかしない。


その日、ガールズトークに花が咲き、
儀式(オナ)の話になった。


私を含め3人いたのだが、
部屋の主、ここでは「まみ」としておこう。


まみ言った。


まみ
「ねー男子のオナニーって見た事ある？」


もう一人の友人が言った。
ここでは「あい」としておく。


あい
「動画でしかないかな…」


まみ
「動画とかウケるｗｗ」


あい
「まみは見た事ないの？」


まみ
「彼氏にさせたことあるよ///」


あい
「へぇぇ！！ねぇ、どんなんだった！？」


私は恥ずかしい振りをしながらも、
早く答えが聞きたくてたまらないどころか、
少し股間は熱を帯びていた。


まみ
「なんかね…はぁはぁ言って…イクって彼氏が言って…ビュッって出たｗ」


あい
「なにそれｗｗｗもっと具体的描写してほしいしｗｗｗ」


私は
「へぇぇ！」


などと言いつつも、
もっと具体的描写を400文字詰原稿用紙で綺麗に纏めるくらいで明瞭完結に教えて欲しいどころか、
興奮冷めやらず、
早く帰ってオナりたい青春時代だった。


まみ
「具体的にとかわかんないしｗｗ」


あい
「ウケるｗｗｗ」


私
「(しょぼーん)」


まみ
「あいはオナニーとかするの？」


あい
「えー///何それｗｗ」


まみ
「いいじゃん教えてよーｗｗ」


あい
「じゃぁまみは？」


まみ
「超するｗｗｗ彼氏に見せろって言われるしｗｗｗ」


あい
「ウケるねそれｗ私も超するｗ」


まみ・あい
「ちあきは？」


私
「え///オ、オナニーとかしないよ///」



まみ・あい
「マジ乙女ーｗｗｗ」









私は超する。




ちあき



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