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冷えてきた。
私の心も冷えてきている。
サークルの忘年会が、
私の知らないところで既に終わっていたのは気にしていない。
少し目から汁が零れ落ちた程度だ。
私はインドア派である。
大学に行っているとき以外は、
基本的に部屋に引きこもっている。
テレビをつけ、ネットサーフィンをし、
ムラっときたらオナっとしてイクっという感じである。
外では常に笑顔でいるように心がけてはいるが、
心から仲の良い友達はいない。
何考えてるんだろうと思われている事だろう。
ナニの事しか考えていないのはここだけの話である。
ふと思ったのだが、
もしこのブログを私の知り合いが見て、
私だと気付いてしまったら…
恐ろしいのでこれ以上は考えないでおこう。
考えれば濡れるものも濡れなくなる。
まぁ、それでも濡らすのが真のオナニストなのではあるが。
前書きはこの辺りにしておこう。
今日の明け方3時頃、
私は目が覚めた。
何故かはわからないが、
ハッ!として起きた。
しかも再度寝ようと思っても眠れない。
眠れない夜は長い。
布団に入って瞼を閉じても、
目が冴えてしまい全く眠れない。
そこで私は儀式(オナ)を執り行うことにした。
深夜の儀式は、厳かに執り行わなければならない。
音をたてようものなら家族に儀式の邪魔をされてしまうからである。
見つかってしまうかもしれないというスリルは、
私の興奮度を上げるには十分なシチュエーションである。
布団にくるまったまま、
私は少し固くなったつぼみをまさぐる。
ほどよい刺激を与え、
下半身に湿り気を感じ始めた頃、
ガタッと物音がした。
どうやら妹がトイレに起きたようだ。
興奮指数が落ちてしまった。
最大値が100とするなら3程度しかない。
3程度の興奮指数で私は頂点を目指せるのであろうか。
否、そのような低い数値では目指せない。
私は妹を恨んだ。
昨日に引き続き、何故私の神聖な儀式を邪魔するのかと。
妹が部屋に戻って寝静まったであろう頃、
私の興奮指数は既に0に近い状態であった。
安いイヤホンって耳にハマらないからイライラする!とか考えていたくらいだ。
しかし、ここで断念しては、
オナニストちあきの名が廃れるというものだ。
私は奥に引っ込んだ性欲を引っ張り出すため、
おもむろに下半身をまさぐることにした。
興奮指数が下がっているため、
あまり気持ちよくない。
しかし触らねばならない。
引き続き陰核を触る。
…気持ちよくない。
触る。
…気持ちよくない。
触る。
気持ち…いい…
私の興奮指数が60程度上昇した。
さすがである。
私の吐息が荒くなってきた頃、
陰核を弄びながら、
今日の供を考える事にした。
ただ、寒さのため布団から出るのをためらう。
そうだこれだ。
私は枕元にある電子機器を手にした。
電子機器を操作し、とある機能を起動させる。
彼は、「ヴヴッヴヴッ」と音を立て始める。
違う。
私の求めている振動はこのような断続的なものではない。
「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ…」
これだ。
私は彼を、ピンク色の薄い絹の上に招待した。
彼は愛おしいほど、優しく私に振動を伝えてくれる。
そしてその振動が快感に変わっていくのである。
「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ…」
悪くない。
次第に私の快感は高まり、
彼は私を頂へと連れていってくれた。
今度は彼を、私の秘密の洞窟へと案内しようと思う。
忘れていた。
彼の名前をつけてあげなければ。
彼の名は「さとし」
私が一時の乙女であったとき、
胸を焦がしてくれた男の名前である。
あの頃の揺れた恋心を思い出させてくれるさとし。
さとしもまた、揺れている。
ちあき